日本人初の快挙
とにかく明るい安村さんが日本人初の快挙！
6月4日、イギリスの人気番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の決勝が行われました。
予選ではパネラーと会場の心を鷲掴みにしたお笑い芸人のとにかく明るい安村さんが、なんと日本人として初めて出場しました。
予選では会場を沸かせたものの、とにかく明るい安村さんは2日の準決勝で敗退していました。
(この時点で日本でもかなり話題になっていましたよね)
が、ワイルドカード（審査員の特別推薦）枠で、日本人初となる決勝への出演を果たしていたのです。
決勝の舞台では、アメコミのヒーローや地元イギリスのロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーになりきって、おなじみのあのネタを披露。
決勝でも会場を大きく盛り上げました。
決勝のパフォーマンス
とにかく明るい安村さんの公式TwitterやYoutubeで決勝のパフォーマンスを見ることが出来ます。
決勝ネタ！#BGThttps://t.co/krdpTcBKe6
— とにかく明るい安村 (@tonikakuwearing) June 4, 2023
Britain’s Got Talentとは
そもそもBritain’s Got Talentとは何でしょうか？
番組はなんとなく見たことはあるけど、どういう番組構成なの？と思われる方もいるのではないでしょうか。
Britain’s Got Talent
「Britain’s Got Talent」は、イギリスで非常に人気のあるテレビ番組です。
番組は名前の通りイギリスの才能を探し求めるプログラム。
2007年から放送されており、制作者は「American Idol」や「The X Factor」などの他のタレントを探す番組も手掛けるサイモン・コーウェル氏によるもの。
「Britain’s Got Talent」では、出場者たちが一連のオーディションを経て、パフォーマンスを披露します。パフォーマンスの種類は多岐にわたり、歌唱、ダンス、マジック、コメディ、アクロバティックスなど様々。
パフォーマンスはパネラー（サイモン・コーウェル、アマンダ・ホールデン、デヴィッド・ウォリアムスなど）のジャッジと視聴者の投票によって評価されます。
そして最終的には、勝者が一般公開の投票によって選ばれ、賞金と、ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス（英国王室の前でのパフォーマンス）という名誉ある機会を獲得します。
歌手のスーザン・ボイルさんと言えばこのGot Talentシリーズを思い出すことが出来るかもしれません。
(とかいう私もスーザン・ボイルさんで初めてこの番組を知りました)
世界中にあるGot Talent
今回のとにかく明るい安村さんの快挙で注目されたこの番組ですが、同じコンセプトの番組が世界中に存在します。
以下はBritain’s Got Talent以外の有名なGot Talentシリーズです。
- America’s Got Talent
- Australia’s Got Talent
- Asia’s Got Talent
- France’s Got Talent（”La France a un incroyable talent”）
- India’s Got Talent
国ごとに特色はあるもののコンセプトとしては同じものになります。
個人的になぜAsiaと大きく括っているのか気になりますが…
これまでにGot Talentに挑戦した日本人
今回とにかく明るい安村さんが挑戦したのはBritain’s Got Talentですが、実はこのGot Talentシリーズに挑戦している日本人は意外といます。
英語が苦手な日本人と言われますが、実は言語の壁を越えたパフォーマンスで会場を沸かせている人が意外と多いことをご存知でしょうか？
ウエスPさん
ウエスPさんは吉本クリエイティブエージェンシー所属の芸人さんでTik tok等SNSで特に有名です。そんなウエスPさんはFrance’s Got Talentに出場。
代表作「危険なテーブルクロス引き」をまさかのテレビで実施し、会場を大きく盛り上げました。
決勝に進出するものの残念ながら敗退。
事前投票では13組中2位という人気も誇っていました。
ゆりやんレトリィバァさん
独自の路線を進むお笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん。
最近はドラマに出演したりとテレビで大活躍中ですね。
とかいう私も大好きな芸人さんです。
(特に年末の関西ローカルの「オールザッツ漫才」に出てる時が一番好きです)
ゆりあんさんはAmerica’s Got Talentへ出場。
角刈りのかつらをかぶり、星条旗模様の際どい水着を身に着けて奇妙なダンスを披露。
こちらも会場を沸かせました。
個人的に感動的だったのが、ゆりあんさんはパネラーや会場をしっかり英語を使った笑わせていた点です。
彼女は英語が話せることをご存知な方も多いかと思いますが、実際にネイティブとこの状況で会話をしてしかも笑いを取れるというのが本当にすごいですね。
(私も多少英語を話すので凄さに驚きました)
岩崎圭一さん
岩崎圭一さんはとにかく明るい安村さんより前にBritain’s Got Talentに出場しています。
マジシャンとして日本人初ゴールデンブザーを獲得しました。
岩崎さんはマジシャンでリングの空中浮遊などを披露し会場を沸かせました。
ゴールデンブザーはパネラーの一人がどうしても「推し」たい挑戦者を準決勝に進めるシステムです。
岩崎さんはこのゴールデンブザーを押された最初の日本人です。
もともと世界中を旅しながらパフォーマンスをされている岩崎さんは、現在も海外でパフォーマンスを続けられています。
とにかく明るい安村さんの今後の活動は？
有吉の壁で再ブレイク中
とにかく明るい安村さんはこの「安心してください履いてますよ」のネタのブレイク後、現在は有吉の壁のレギュラーメンバーとして活躍されています。(番組内では有吉さんの愛のある「✕」判定をよくもらっているのが個人的にはすごく好きだったりします)
日本でもお笑いの最前線で活躍中ですね。
海外進出？
BGTであれほどの活躍をされたとにかく明るい安村さん。
今後は日本以外に海外での活動も視野に？
先程岩崎圭一さんの話をしましたが、岩崎圭一さんは番組でブレイク後他の国でも出演依頼などが来たそうです。
あの盛り上がりを見せたとにかく明るい安村もオファーが来るのは必須だと思います。
言葉の壁は？
日本人が海外活動するのが苦手な理由が「言語」です。
私も英語を勉強したときは苦労しました。
(英語以外もですが)とりあえず英語に関して言えば、日本人が英語を習うのはヨーロッパ圏の人が英語を習うより大変です。
文法や発音とにかく英語から遠い言語なので習得には時間と忍耐が必要。
(英語が話せても発音が悪くて聞き取ってもらえないなんてことよくあります)
言語はモチベーションがないと上達も難しいかと思います。
ネイティブも英語を理解しているので、本人次第？！
私の夫(カナダ人)が、とにかく明るい安村さんの英語を聞いたところはっきり話しているので理解していました(しかもネタみて笑ってましたw)
はっきりゆっくり話しているので理解するのは難しくないみたいです。
実際会場でもみんなが「Pants！」と叫んでいましたね。
また、安村さんの芸風は言葉がほとんど要りません。
(イメージで言うとアメリカのスタンダップコメディよりMrビーンとかああいう感じですよね)
なので本人次第では活躍の可能性は十分あるのではないでしょうか？
最後に
世界で有名なBritain’s Got Talentで偉業を成し遂げたとにかく明るい安村さん。
スポーツやビジネスでは海外で活躍する人が多いですが、これを機に日本のお笑いが海外でもっと評価されるようになると良いですね。
またとにかく明るい安村さんの今後の活躍も気になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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